浜松市の建設業界の環境と建設業許可および入札と行政書士の役割を解説します。
浜松市の取り組み
耐震対策
浜松市では2007年に「耐震改修促進計画」を策定しましたが、この計画は「建築物の耐震改修の促進に関する法律」に基づいて、大規模地震発生時の死者数および経済被害額をできる限り減少させることを目的としていました。
浜松市内の住宅と多くの人が利用する特定建築物の耐震化率を95%まで向上させる目標を定めました。
東日本大震災などの被害を教訓として、東海地震や南海トラフ巨大地震などの大規模地震の可能性などに鑑みて、震災から身を守るために建物の耐震化を早急に行う必要があります。
公営住宅等長寿命化計画
市営住宅活用の基本方針、団地別および住棟別の維持管理等の事業手法などに関する浜松市営住宅ストック総合活用計画と年度別事業費を示して、事業の進捗管理を行ってきた浜松市公営住宅等長寿命化計画を一本化、国土交通省の公営住宅等長寿命化計画策定指針に則って、適切な点検や計画的な修繕によるコスト縮減を目的とした見直しを行ったうえで、新たな浜松市公営住宅等長寿命化計画としました。
浜松市役所都市整備部建築行政課
浜松市中央区元城町103-2
電話:053-457-2471

浜松建設業協会
産業廃棄物関連・労働基準法・労働安全衛生法などの法律の順守啓蒙、働き方改革への対応に伴う「ICT施工」のけん引役、将来の業界への入職者を増やすための「親子現場見学会」や「高校生出前講座」などや「災害対応」を実施しています。
2023年の厚生労働省や総務省の調査データによると建設業の労働者問題が問題になっています。
建設業の求人倍率は約1.8倍に達して100人の求職者に対して180人の求人があることになっており、浜松などでも高い倍率が報告されています。
総務省の統計によれば、2023年時点での建設業の労働人口は約550万人で、前年に比べて約3%減少しています。特に30代から50代の労働者の減少が顕著になっています。
建設業に従事する高齢者である65歳以上の割合は約15%にもなっており、他の産業と比較して高い水準にあって建設業界は、今後も高齢化がすすむと予測されています。
高齢者の多い地方ではより顕著な数字が出る傾向になっています。
20代の新規就業者数は過去5年間で約20%も減少していて若年層の建設業への参入が著しく減少しています。
浜松建設業協会でも、これらの状況を受けて、人材育成事業など様々な施策をしています。
高校生現場見学会
建設業の仕事の魅力や、やりがいを知ってもらい関心と学習意欲を高めることを目的として、会員企業施工の建設現場への見学会を浜松工業高校の建築科2年生対象に実施しています。
若手職員による出前講座
浜松市内の中学校や高校に会員企業の若手社員が出向いて、仕事の内容を具体的に講義します。建設業に興味を持っていただいて、未来を担う若年入職者の確保や育成を行います。
親子現場見学会
建設業の役割や魅力をPRして建設業への理解を深めて、未来の担い手確保対策の一環として、小学生とその保護者を対象とした建設現場を見学する親子現場見学会を実施しています。
女性技術者交流会
建設業における女性技術者の活躍や定着を目指して、女性が働きやすい職場や現場づくりの提言や女性技術者同士の交流や親睦を図ることを目的にして交流会を実施しています。
一般社団法人 浜松建設業協会
静岡県浜松市中央区山手町15-19
電話:053-454-8288
会員数:54社
役員数:理事15人 監事4人
所管区域:浜松市、湖西市
HP:https://www.hamakenkyo.or.jp/

建設業許可と入札
入札参加資格
公共工事の入札に参加するためには、建設業許可を取得していることが必要になります。
建設業許可が、当該業者が建設工事を行う能力を有していることを証明するものであり、公共工事の品質確保になるためです。
経営事項審査(経審)
入札に参加するには建設業許可に加えて経営事項審査(経審)を受審する必要があります。
経審は、入札業者の財務状況、技術力、経営状況などを総合的に評価するもので、その結果に基づいて入札参加資格が決定されます。
指名競争入札
一定の基準を満たす業者を対象にして、指名により入札を行う指名競争入札の場合は、経審の評価点が一定以上であることが必要な場合がありますので注意が必要です。
行政書士のご紹介
入札準備である建設業許可や経審はたいへん時間がかかります。一から取り組むのは大変な手続きになります。
静岡の建設業申請専門の行政書士法人アラインパートナーズをご紹介します。元公務員で経験豊富、許可取得率100%を誇る行政書士です。許認可申請経験の豊富な行政書士がサポートしてくれます。浜松方面も訪問可能です。
建設業法に精通して高い専門性で建設業手続きのプロとして法人や個人事業主の目線で安心して頂ける丁寧な対応をしてくれます。
静岡県静岡市清水区下野中1-13
電話:0120-105-444
HP:https://office-align.com/
Q&A
Q) 浜松市は耐震対策にどのように取り組んでいますか?
A) 浜松市は2007年に「耐震改修促進計画」を策定し、住宅や特定建築物の耐震化率を95%に引き上げる目標を掲げました。東日本大震災の教訓を踏まえ、南海トラフ地震などに備えて耐震化を進めています。
Q) 浜松市公営住宅等長寿命化計画とは何ですか?
A) 浜松市は市営住宅の維持管理を効率的に進めるため、国土交通省の指針に基づいて「公営住宅等長寿命化計画」を策定しました。適切な点検や修繕を行うことでコスト縮減と長寿命化を目指しています。
Q) 浜松建設業協会の主な取り組みは何ですか?
A) 浜松建設業協会は、労働基準法・労働安全衛生法の順守啓発、ICT施工の推進、親子現場見学会や高校生出前講座の実施、女性技術者交流会などを行っています。また、災害対応や人材育成にも取り組んでいます。
Q) 浜松市の建設業界ではどのような人手不足の課題がありますか?
A) 2023年の調査によると、建設業の求人倍率は1.8倍に達し、労働人口は約3%減少しています。65歳以上の高齢者が約15%を占め、若年層の新規就業者数も5年間で約20%減少しています。浜松でも同様の傾向が見られます。
Q) 浜松市では若年層や女性の建設業参入に向けてどのような取り組みがありますか?
A) 高校生現場見学会や若手社員による出前講座、親子現場見学会などを実施し、建設業の魅力を伝えています。また、女性技術者交流会を開催し、女性が働きやすい環境づくりを進めています。
Q) 公共工事の入札に参加するために必要な条件は何ですか?
A) 入札に参加するには、建設業許可を取得していることが必要です。建設業許可は工事を行う能力の証明となり、公共工事の品質確保にもつながります。
Q) 経営事項審査(経審)とは何ですか?
A) 経審は、建設業者の財務状況、技術力、経営状況を総合的に評価する制度です。公共工事の入札参加資格は経審の評価結果に基づいて決定されます。
Q) 指名競争入札ではどのような点に注意が必要ですか?
A) 指名競争入札では、一定の基準を満たした業者が対象となります。経審の評価点が一定以上であることが条件となる場合があり、事前に確認しておく必要があります。
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