函南町(かんなみちょう)は、静岡県東部の田方郡の町です。神奈川県に接しており、沼津市や三島市などと東部の中心都市となっています。
箱根山、鞍掛山、玄岳に囲まれた町です。沼津や三島のベッドタウンでもあり、函南駅は東京駅から直線で約100kmで東京都心部へ通勤する人もいます。
伊豆縦貫自動車道を中心にして、都市再生整備計画がすすめられています。小売業とサービス業が主な産業になります。
熱函道路や国道136号沿いに小売業やサービス業の店舗が多くあります。丹那地区は酪農が盛んで乳牛の飼育が行われています。
函南町の工業は、中小企業が多くて町全域に分布しており、工業製品製造や食品製造となっています。
建設業に関わる函南町の施策をご紹介します。
社会資本総合整備計画
地方公共団体が、活力を創出し、市街地の整備、地域住宅支援といった政策目的を実現するために社会資本整備計画を作成して、計画に基づき、基幹的な社会資本のほかに関連する社会資本やソフト事業を総合的、一体的に整備するものです。
地方公共団体が社会資本整備総合交付金により事業を実施しようとする場合、社会資本総合整備計画を作成して、国土交通大臣に提出することとなっています。函南町では、計画を作成して国土交通大臣に提出しています。
函南町立地適正化計画
函南町では、拠点整備を図るとともに、利便性が高く、安全、安心な集約連携型都市構造の構築を目指して「函南町立地適正化計画」を策定しました。
策定から5年経過して定期見直しを行い、都市再生特別措置法により必要とされている防災指針を盛り込むなどの改定をしています。
都市基盤整備や土地利用規制に加えて居住や都市機能の誘導方策や公共交通などとの連携の取組を具体的に明示しています。
函南町役場
静岡県田方郡函南町平井717番地の13
電話番号:055-978-2250
電子入札
函南町では、平成22年度から建設工事及び建設関係業務委託の一部について電子入札を導入しています。静岡県共同利用電子入札システムのポータルサイトで入札します。
入札参加資格を持っていること、システムを利用する上での機器を有していること、電子入札コアシステムに対応した電子証明書(ICカード)を保有していることが条件になります。
システム構築費の縮減と入札参加者の混乱回避などを目的として、「国(JACIC)の電子入札コアシステムをベースとして県と市町等が共同利用する方式」を採用しています。
建設業許可と入札
入札参加資格
公共工事の入札に参加するためには、建設業許可を取得していることが必要です。
建設業許可が、当該業者が建設工事を行う能力を有していることを証明するものであり、公共工事の品質確保になるためです。
経営事項審査(経審)
入札に参加するには建設業許可に加えて経営事項審査(経審)を受審する必要があります。
経審は、入札業者の財務状況、技術力、経営状況などを総合的に評価するもので、その結果に基づいて入札参加資格が決定されます。
指名競争入札
一定の基準を満たす業者を対象にして、指名により入札を行う指名競争入札の場合は、経審の評価点が一定以上であることが必要な場合がありますので注意が必要です。
函南町対応の行政書士
行政書士法人アラインパートナーズは、静岡市の建設業許可の手続を専門とする行政書士事務所です。
建設業許可の新規取得だけではなく、経営事項審査やキャリアアップシステムの登録など、建設業に関するスペシャリストとして函南町などの建設業者様からご相談をいただいております。
ご依頼頂く案件を、建設分野専門の行政書士が責任を持って対応しており、建設業の運営に必要な許可の維持管理や事業経営の課題に対しても最適なサービスをご提供いたします。