裾野市(すそのし)は、静岡県東部にある市です。静岡県の東、富士山のふもとに広がっており、東は箱根外輪山、西は愛鷹連山と自然に囲まれた街です。
令和5年時点で人口は49,410人、面積は138.12平方キロメートルです。
裾野の名前は裾野駅であったとされています。JR御殿場線が東海道本線であったのは、佐野駅でしたが、栃木県の佐野駅と同じということもあって、1915年に裾野駅へ改称されました。理由は、富士山の裾野だからとされています。
静岡県公表の静岡県市町村合併推進構想では、沼津市、三島市、裾野市、函南町、清水町、長泉町の3市3町で中核都市を目指すとされ、御殿場市と小山町は裾野市と協力して政令指定都市となること目指す構想があります。
最近の話題としてはトヨタ自動車が技術実証のため「コネクテッド・シティ」であるWoven Cityの整備をすすめて、先端技術の研究都市の話があります。
2020年にトヨタが裾野市に最新技術の人工知能や自動運転、CASE、MaaSを取り入れた人口が2千人規模の実証都市「Woven City」を建設すると発表しました。
裾野市役所
〒410-1192 静岡県裾野市佐野1059番地
電話番号:055-992-1111
裾野市の建設業関連情報
岩波駅周辺地区まちづくり基本計画
裾野市は、東名高速道路および国道246号が南北に縦貫する交通の要衝としての立地特性を背景にして第2次産業を中心に産業立地がよく人口増加がすすんで発展を遂げてきました。
昭和30年代に立地したトヨタの工場が閉鎖されて工場跡地を「ヒトが中心」で、未来のための実証実験ができるプラットフォームであるウーブン・シティとしていくことが計画されました。
これを受けて、裾野市は裾野市北部地域まちづくり基本構想を2021年に策定、岩波駅周辺エリアの整備を短期構想と位置づけて、新たな北部地域のまちづくりをスタートしています。
岩波駅周辺地区まちづくり基本計画は、岩波駅周辺地区が目指すべきまちの姿や整備方針および計画を示していくことを目的としています。
基本的な考え方は、岩波駅周辺地区の現状、地域のニーズを踏まえ、地域の課題を解決し裾野市の北部地域の拠点形成を目指すことです。
岩波駅周辺地区を拠点として活性化していくことで北部地域、裾野市全域へと波及させることも目的です。
トヨタ ウーブン・シティ
東北の事業を拡大したトヨタ自動車は、2020年、東富士工場の閉鎖を決定しました。その跡地にトヨタ自動車が建設予定の実証都市がウーブン・シティ(Woven City)があります。
敷地面積は、東京ディズニーランド約1.5個分の約70万平方メートルです。2021年2月に着工しています。
自動運転車、ロボット、未来の住宅など、モノや人がインターネットでつながって集めたデータを活用して最適なサービスを提供する「ヒト中心の街」「実証実験の街」「未完成の街」「Woven City」をめざしています。
当初は、子育て世帯から高齢者まで、トヨタ社員を中心にして約360人が入居して将来的には2,000人規模にまでにする予定となっています。
事業の主体は、ウーブン・バイ・トヨタで、都市設計は、デンマーク出身の建築家ビャルケ・インゲルスがしています。
ウーブン・シティの意味は、織り込まれたという意味です。トヨタグループの祖業が織機の製造であった豊田自動織機にちなんでいます。
ここでトヨタはモビリティの意味を再定義します。ヒト、モノ、情報、そしてエネルギーを動かしてモビリティの常識に挑みます。Woven Cityは、様々なモビリティを生み出して試すテストコースとして、ヒト中心の街、実証実験の街・未完成の街をコンセプトにして、幸せの量産を目指しています。
裾野西・東地区道路整備計画
裾野西地区と東地区の土地利用の適正化のために地区の特性や防災面などへの配慮を踏まえて適正な密度構成による市街地形成に資する都市計画道路などへのアクセス整備で地区内道路を配置し地区の利便性・安全性の向上、市街化の推進を図ります。
東富士演習場の周辺整備
防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律第9条によって砲撃などが実施される演習場など、設置・運用による周辺地域への影響が大きい特定防衛施設が所在する市町村に対して、公共施設の整備や生活環境の改善に寄与する事業に充てるための「特定防衛施設周辺整備調整交付金」が交付されています。
裾野市では、東富士演習場があることによってこの交付金が交付されています。
裾野市橋梁長寿命化修繕計画
市では、2011年度に策定した橋梁長寿命化修繕計画に基づいて計画的な橋梁長寿命化に取り組んでいます。
点検による早期措置が必要な橋梁補修が一定程度図れたことで一巡目の点検および補修結果を基に2019年度に長寿命化修繕計画の見直して二巡目の点検をスタートしています。
建設業許可と入札
入札参加資格
公共工事の入札に参加するためには、建設業許可を取得していることが必要です。
建設業許可が、当該業者が建設工事を行う能力を有していることを証明するものであり、公共工事の品質確保になるためです。
経営事項審査(経審)
入札に参加するには建設業許可に加えて経営事項審査(経審)を受審する必要があります。
経審は、入札業者の財務状況、技術力、経営状況などを総合的に評価するもので、その結果に基づいて入札参加資格が決定されます。
指名競争入札
一定の基準を満たす業者を対象にして、指名により入札を行う指名競争入札の場合は、経審の評価点が一定以上であることが必要な場合がありますので注意が必要です。
裾野市対応の行政書士
行政書士法人アラインパートナーズは、静岡市の建設業許可の手続を専門とする行政書士事務所です。
建設業許可の新規取得だけではなく、経営事項審査やキャリアアップシステムの登録など、建設業に関するスペシャリストとして裾野市などの建設業者様からご相談をいただいております。
ご依頼頂く案件を、建設分野専門の行政書士が責任を持って対応しており、建設業の運営に必要な許可の維持管理や事業経営の課題に対しても最適なサービスをご提供いたします。