浜松市天竜区の特徴のある建設企業のご紹介と入札や建設業許可について解説します。最後に行政書士の紹介もしています。
浜松市天竜区について
天竜区（てんりゅうく）は、浜松市の３つの行政区の１つです。浜松市北部の「北遠地区」と呼ばれる地区であり、区域の大部分が森林となっているのが特徴です。
天竜区は２００５年に浜松市に編入した旧天竜市、旧春野町、旧佐久間町、旧龍山村、旧水窪町の、旧北遠５市町村の全域が区域となっています。
南部は浜名区と接して、北部は長野県、愛知県との県境となっていて浜松市の行政区の中では最も広く、浜松市市域面積の約６割となっています。
天竜区は多くが森林であり、浜松市の林業はこの天竜地区が主力となっています。
天竜建設業協会
一般社団法人 天竜建設業協会
静岡県浜松市天竜区二俣町鹿島491-5
電話：053-926-1562
昭和２８年に静岡県建設業協会二俣支部として発足しました。
天竜区は天竜川、気田川や日本三大美林の一つ天竜杉など、清流と緑に囲まれた自然豊かな場所です。
全国に存在する秋葉神社の総本宮である秋葉山本宮秋葉神社や、徳川家康の嫡男信康が非業の死を遂げた二俣城址など歴史的にもゆかりがある地域でもあり、長野県飯田市と浜松市を結ぶ高規格幹線道路「三遠南信自動車道」があります。
建設業の将来を担う人材育成として、親子建設現場見学会や道路愛護除草などの公益目的事業実施のほか、国・県・市との意見交換会等を通じて行政機関との連携をして、災害時の出動要請にすばやく対応、地域住民の安心・安全に貢献しています。
「会報てんりゅう」の発行、「夏休み親子現場見学会」の開催、「道路愛護除草」活動を地域貢献事業として実施しています。
災害時の応急対策業務（地域防災活動）
国交省や静岡県、浜松市と「災害協定」をしています。地震や風水害によって道路や河川等に災害が発生した場合に、行政の出動要請を受けて、迅速な応急対策を行ないます。
災害危険個所調査（地域防災活動）
天竜区内の河川の氾濫や土砂崩れなどの危険個所を現地調査して県・市土木に工事方法なども含めて提案しています。
土木工事現場技術発表会（人材育成事業）
会員の工事について技術・工法の創意工夫などを発表、ノウハウを各社が共有する「土木工事現場技術発表会」を開催しています。
若手現場視察研修会（人材育成事業）
企画青年委員会が中心となり、若手経営者や現場技術者の参考となる最新の建設技術や、安全衛生管理等が実施されている現場を視察します。
高校生インターンシップ受入・高校土木授業への講師派遣（人材育成事業）
天竜区の建設業を支える若年入職者の確保・育成のため、県の事業と連携して高校生インターンシップと中学生向け職場体験を受入れています。
安全パトロール（労働災害事故防止）
研修会や工事現場のパトロールを通じて労働災害事故防止を図ります。
各種講習会の開催（労働災害事故防止）
安全衛生法及び関係政省令の規定に基づく技能講習、特別教育、安全衛生教育を開催しています。
行政とのパートナーシップづくり
静岡県や浜松市の土木・農林部局と当協会役員との意見交換会を開催、発注者から業界に対する要請や注意事項などを受けて、工期や設計、施行管理など業務全般に亘る質疑、意見交換を行っています。
浜松市天竜区の特徴のある建設会社２選
株式会社植山建築
静岡県浜松市天竜区佐久間町大井2265-10
電話：053-964-0425
自然素材、自由設計の健康住宅
自然素材、無垢材、塗りもの中心の自由設計の家づくりが基本です。ベニヤや建材、ボードなどの人工物は使用しません。自然素材にこだわった家づくりをしています。
技術力
数寄屋造りや入母屋造り、古民家再生など、昔ながらの技術の家を手がけています。
シックハウス対策
「集成材・クロス・接着剤等の不使用」「喚起設備を設置」等の対策を行っています。 自然の素材を使った木の家で、人にやさしい住まいづくりをしています。
高齢者対策（バリアフリー）
高齢者や障害者の暮らしやすさ、段差・階段の勾配等に配慮しております。
認証された優良木材認定工場の優良木材を使用
しずおか優良木材認定工場の1本1本認証された「しずおか優良木材」を使って、人にやさしい木材住宅を提供しています。
有限会社 鹿島建築
静岡県浜松市天竜区二俣町鹿島522-60
電話：053-926-3961
永く快適に自分の家を愛せる家を追及し、地震に耐えられる構造が前提で、本物の木と、自然素材を使ってつくるシンプルでナチュラルな居心地の良い住まいを提案しています。
接合部の強度補強に金物類の多用、断面や耐力壁の種類や必要量を配置することで、より強い家を造ることを常に追求して家づくりを行っています。
自然素材をふんだんに使い、珪藻土の壁で年中調湿をし、無垢床で冬でも素足で過ごせます。
エネルギー消費量の収支をプラスマイナスゼロ「ZEH」を目指しています。
「ZEH」とは、Net Zero Energy House（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の略語で、建物の断熱性能を高めること、省エネ設備などの導入によって消費するエネルギーを少なくすることで「省エネ」を実現し、太陽光発電などの再生可能エネルギーを創り出す「創エネ」によってエネルギー収支が正味ゼロまたはマイナスとなる住宅のことです。
建設業許可と入札
入札参加資格
公共工事の入札に参加するには、建設業許可を取得が必要です。
建設業許可は建設業者が建設工事をするだけの能力があることを証明するものであり、公共工事の品質の確保につながっています。
建設業許可
建設業を営む事業者が取得する必要がある許可です。建設業法第３条に基づいて定められています。
- 建設業許可を取得すれば次のメリットがあります
- 信用力が上がって融資を受けやすくなる
- 公共工事の入札ができるようになる
- ５００万円以上の請負ができるようになる
経営事項審査（経審）
入札に参加するには、建設業許可に加えて経営事項審査を受けなければなりません。
経営事項審査は、入札業者の財務状況、技術力、経営状況などを総合的に評価されるものであり、経審の結果に基づいて、入札参加資格が決定される重要な審査です。
指名競争入札
一定の基準を満たす業者を対象にして指名によって、入札を行う指名競争入札の場合は、経審の評価点が一定以上であることが必要なことがあります。
行政書士のご紹介
入札準備である建設業許可や経審は煩雑で時間のかかる作業です。一から取り組むのは大変な手続きになります。
静岡の建設業申請専門の行政書士法人アラインパートナーズをご紹介します。元公務員であり、経験豊富で、許可取得率１００％を誇る行政書士です。許認可申請経験の豊富な行政書士がサポートしてくれますのでおすすめです。
建設業法に精通して高い専門性で建設業手続きのプロとして法人や個人事業主の目線で安心して頂ける丁寧な対応をしてくれます。
静岡県静岡市清水区下野中1-13
電話：0120-105-444
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