建設業許可を受けて営業している個人事業主が法人化して、法人として建設業の営業をする場合は、個人の許可について廃業届を提出して法人として新規申請をします。許可番号は、新しく付与されます。
個人事業主として、営業をしながら法人を設立して法人との間に事業譲渡契約を締結する場合は建設業の許可を承継する認可を受けることもできます。この場合、許可番号は前の番号を引き継ぐことになります。
認可申請を行う場合には、事業譲渡の日より前に認可通知を受ける必要があるので事業譲渡日の3カ月前に申請窓口までに相談するようにします。
POINT
事業譲渡の日までは個人事業主として営業を続ける必要があります。個人事業主としての許可要件を譲渡の日まで持っていなければならないためです。